1月17日で30年となる阪神淡路大震災。その当日に放送する「震災特番」のため、数か月前から準備を進めてきました。12月には神戸にある弟の下宿跡や神戸大学などで収録を行い、30年前の記憶をたどりました。悲しいだけでなく、かけがえのない大切な思い出をつなぐ時間となりました。

神戸大学文書史料室では、1月31日まで亡くなった学生さん達を追悼するパネル展が開かれています。その場所に入ったとたん、なんともいえない厳粛な空気が流れていて、部屋全体が喪に服しているようでした。弟・渉の展示を見た途端、涙があふれました。

そこに父の手記が書かれていました。初めて読む文章でした。父が天国から手紙を送ってくれたような気がして・・・泣きながら読んでいるところが収録されています。文章の内容は、特番の放送内でお聴きいただけます。文章は、神戸大学ニュースネット委員会が記録してくださったものです。

弟を倒壊した下宿から掘り出してくださった大家さんの息子さんともお会いしました。息子さんのお話を通して初めて知った事実もあって驚きでした。震災に向き合って生きてきたつもりでしたが、30年間も知らなかったことがあるのですね。これも特番の放送の中で語ってくださっています。

1月7日、準備してきた素材を基にスタジオ収録が行われました。祈りと緊張をもって臨みました。60分の番組内に収めないといけないので、時間との闘いでもありましたが、元NHKアナウンサーの住田功一さんと共に、30年の想いを込めて収録を行いました。

放送は、1月17日(金)夜8時30分~9時30分の1時間番組です。切なる祈りを込めて臨んだ番組ですので、どうぞどうぞお聴きくださいませ。ラジオ関西AM558、FM91.1。放送終了後は、モリユリHPにて番組をお聴きいただけます。まだ今後も編集作業が続きますので、最善の番組が出来ますよう続いてお祈りくださいませ。

