「しあわせ運べるように」歌い継ぐコンサート

1月26日(日)松方ホールを会場に、「しあわせ運べるように」歌い継ぐコンサートが開催されました。「しあわせ運べるように」は、阪神大震災によって生まれた復興応援歌で、小学校の教師であった臼井真先生が作られた曲です。

あの震災より30年。当時小学生だった生徒たちは大人になり、そのお子さんたちが歌い継いでおられます。また神戸から全国の被災地にも歌の輪が広がり、今や海外でも歌われています。震災30年という節目に、臼井先生とこの歌に感謝をこめてコンサートが行われ、私も歌い続けてきた者の一人として出演させて頂きました。

コンサートで歌われた合唱団は、桂木小学校、西灘小学校卒業生の方々、親和大学そして東北の福島からも合唱団が来られました。また、山古志、能登半島からも映像で参加され、歌を届けて下さいました。合唱団以外でソロでの出演は私だけでしたので、プレッシャーもありましたが、私も震災と向き合って生きて来た者として舞台に立たせて頂きました。

このコンサートは、神戸新聞の主催で、NHKと民放連が協力して行われています。震災というものを通して、いろんな壁が取り払われ、様々なつながりが生まれていくように感じました。

「すてきな友達」「君は愛されるため生まれた」の後、「笑顔の向こうに」を、福島の合唱団、西灘小学校卒業生の方々と一緒に歌いました。この曲は、1歳半の翔君を震災で失った高井千珠さんが詩を書かれ、臼井先生が曲を付けられました。我が子を失った悲しみが素直な言葉で綴られていて、胸を打ちます。以前レコーディングした時より、今の方がもっと高井さんの想いが迫ってきました。客席で高井さん御一家が聴いてくださっていて、天国に届くように祈りながら歌いました。

最後のフィナーレは、全員がステージに上がって「しあわせ運べるように」「見えない翼」を大合唱しました。客席の皆様も立ち上がって一緒に歌って、会場がひとつになりました!一列目の小さな子供さんまで、大きな声で歌っていました。臼井先生が作られる音楽のように、温かなコンサートでした。歌を通して、本当の「しあわせ」が届けられますように。。。心から祈り続けています。